久しぶりになってしまいました。
久々の今日は、隠れ貧血のお話しの続きでもあります。
おかげさまで貧血が改善されてきました。
鉄剤は覿面に効果ありです。
けれども、それによって生理の出血が増えてしまい大きな筋腫を持つ私の体にとってはキツイものがあります。
先月、3年ぶりに子宮ガン検査を受けることができました。
貧血がひどい時には、検査のために腕に注射をしたり、子宮内に傷がつけられるとそこから炎症が起きてしまいました。
それによって検査後の苦痛がひどかったのでつい検査を避けていました。
膠原病のせいかと思っていましたがどうやら貧血のせいもあったようです。
そのくらい貧血というのは体力の低下を招くようです。
そして、その子宮の検査と同時に「更年期検査」もしてもらいました。
ホルモン低下の数値を確認してもらおうと、期待を持って受けたのですが
「まだ更年期の数値じゃない」と言われがっかり。
私のように筋腫が多数あって大きいと、早く生理が終わってくれた方が楽なのに
逆になかなか終わらないことが多いらしいです。
先生には「リュープリン注射」という女性ホルモンを低下させる薬を投与して
更年期に持っていくことを強く勧められましたがお断りしてしまいました。
理由として、一本7000円の注射をワンクール6回。という値段の高さ。
それだけ高価な出費をして、楽になるだけではなく更年期障害症状を招く。ということに
矛盾を感じたことと、自分の体がそれに耐えられる自信がなかったからです。
お金を払って更年期症状になる・・・・黙っていてもいずれなるのに・・・
実際、私の知り合いでリューブリンで更年期症状になってから
生理は止まったけれど、精神的症状が重くなり、今度はホルモン注射を打って生理を回復させるという治療をしている人がいます。
私もそうなるかどうかはわからないし、重い生理をあと何回耐えるのかもわからないけれど
「もう勘弁して〜」となるまでは、ここまで付き合った自分の身体に今まで何をがまんしてきたのか・・・という意地のようなものもあります(笑)
注射によって発症してしまう症状の方が私はきっと耐えられないと思う・・・
これまでどれだけホルモンに振り回された女性としての人生だったか・・・
次は男に生まれたい。と思ってしまう・・・・(結局出産もしていないのに。私の女性ホルモンはなんだったんだ〜〜と思うと悩ましいけれど。)
生理に振り回されることのない体質の方が本当に羨ましい。
50を過ぎてますますホルモンに振り回されながらの毎日ですが
こうなったら、自分の女性ホルモンが枯れる様をじっくりと見届けてやろうかな(笑)
今の私の生活は、家でゴロゴロしていても許されるからそんなことも言っていられる訳で
ある意味、ありがたいことだとも思っています。
本当なら、働きたかったけれど・・・・。
若い頃みたいに、働いて、そのお金でまた海外に行ってみたい。
大変だと言われる子育てもしてみたかった。
犬の多頭飼いもしてみたい。
生理が終わったら、私の身体はどうなるのか・・・・新たに苦痛を産むのかもしれないけれど
今は、生理の苦痛から解放されることに密かに期待しています。
思えば・・・・初めて生理になったのは冬休みでした・・・・
寒くてお腹も痛くて心細くて・・・・
祖母の家でこたつに入って丸まっていると
祖母が「さあさあ、これからが女の長い道のりだねぇ。」と明るく言ってくれました。
母は、私の気持ちを慮って言葉にする人ではなかったので
生理になってしまった私になんの言葉もなく、私はなぜか罪悪感すら感じていました。
なので、祖母のその言葉が胸に響いて嬉しかった。明るい気持ちにもなれた。
たしかに・・・女の長い道のり。まだ続いてるよ・・・おばあちゃんどうしてくれる?と
心で問いかけてしまう(笑)
話は逸れますが・・・私の祖母は、私が生まれた時に49歳だったんですよね・・・・
その年齢を超えてしまいました。
私の年齢ではおばあちゃんだった訳です。
それを思うと不思議な気持ちです。

