貧血話しの続きの前に・・・・
最近思う事。
テレビ好きな私です。ドラマも音楽もワイドショーもニュースもバラエティーも好きです。
特に、体調を崩して仕事を辞めて・・・家にいることが増えた私にとっては
それこそ本当に「テレビがお友達状態」でもありました。
そこにパソコンや、スマホを使うようになり、色々とツールは増えましたが
それでもテレビという存在は特別なものであって、特にドラマや映画は私にとっては心を大きく動かされるモノです。
けれど、最近テレビがストレスに感じることが増えました。
突然観たくもない映像が目に入ってくることが多くて嫌になります。
ここ最近では、アルバイト従業員によるおふざけ映像。
これは自分で撮って投稿しているモノなので致し方ないと思うけれど
そう何度も観たいものではない。
そしてそれ以上に嫌なのが、あおり運転や交通事故の瞬間を映し出した映像。
「衝撃映像番組」の枠の中でならまだしも、朝から唐突に流されると不快。
少し前に、有名芸能人のひき逃げ事故の映像が何度もニュースに流れました。
あれは本当に気分が悪い。身体にも心にもよくない。あの映像を何度も目にすることに良い点は少しもないと思う。
事故の抑止や啓蒙になるなんて、本来あのような映像を観なくてもわかることなのに。
それに、これも最近よくある隠し撮りの録音や映像。
セクハラかパワハラかと称して隠し録りした人を罵倒するような音声を何度も流しそれを分析したりする・・・・。
どんな事情かはわからないけれど他人同士の怒号なんか聞きたくない。
少し前にあった、学校での先生が暴力をふるったという映像。
結局部分的な切り取りだったことや生徒側にも問題があったことがわかったけれど、最初に目に入った時に瞬時でチャンネルを変えてしまった。
私は自分が幼児教育で先生という立場に立ったことがあるせいもあって
学校や先生が責任を負わされる場面は非常に辛い。
裏にはいろんな事情が絡んでいるはずだから一概に言えないと思っている。
なのに、「先生が暴力。」その部分だけ何度も流されてしまう・・・。
今や映像なんてどうにでも操作できてしまう。貶められてしまう。それをテレビで何度も流す事はそれこそ印象操作だと思う。
そしてこれも必要があるのか・・・拘留された芸能人が保釈された時の頭を下げる映像。
ドラマの中で、喫煙シーンや女性の胸が露わになるシーンが教育上良くないと自主規制されるのに
なぜそうやってリアルな事故や衝撃的な映像は流されて良いのかわからない。
先日、お昼の番組が相変わらずつまらないので録画した映画を観ようとチャンネルを変えた途端に
『バイキング』で坂上忍がコメンテーターを怒鳴り散らしていた。
いかにも台本上の設定のような雰囲気もあったけれど、これこそそこだけ隠し撮りで録画したら「パワハラ問題」になるような場面だった。
きっとあえてそう言う場面を作ってネット上で話題にしたいんだろう。
気分も悪いし、虚しい。あれを観て本気で怒る気にも本気で意見する気にもなれない。
ひたすら虚しいし、ばかばかしい。
そうやってテレビがつまらない、テレビはやらせ。と言われるようになっているけれど
最近は、ネットの一般的な記事もつまらないし、どうみても提灯記事やヤラセ記事ばかりが目立つ。
もう、あっちもこっちも・・・・
そういった『情報もどき』を目にして、選択することも疲れてきている。
特に、ドラマについての記事・・・・
ドラマについても足の引っ張り合いのような記事が踊っていて、
好きなドラマの記事を読もうと思うと、批判めいた記事や重箱の隅をつつくようなつまらない下げ記事だったりする。
読みたいのは、好きなドラマの小さな情報だったり、ドラマの演出やプロデューサーの方のインタビューだったり
ちょっとした裏情報だったり、深掘りした解説だったり・・・・次にドラマを観るときのガイドになるような・・・そういったものが読みたいのに・・・
どこもかしこも足の引っ張り合い。
そして突き合いに、炎上狙い。
もっと素直に楽しみたい。
ニュースも事実のニュースだけで過激な映像は必要なく、きちんとした文章とリポートでニュースを伝えて欲しい。
報道に変な効果音や演出はいらない。
ドラマに足の引っ張り合いもいらない。
好きなドラマを友人と一緒にこたつに入りながら観ていた頃がなつかしい。
好きなドラマや映画の情報を得るために、テレビ情報誌やシネマ情報誌を購入して友人と貸し借りしていた頃がなつかしい。
その頃は、他の人たちが何をどう思っているのかなんて知らなかったし
知る必要もなく面白いと思うものを共有できる人と楽しんでいた。
久々に、テレビ情報誌や映画情報誌でも買ってみようかな。その中には楽しめる情報があるのかな・・・。

