『隠れ貧血』という言葉、最近テレビの健康番組で聞いたことがあると思います。
女性にとって「貧血気味」という言葉は当てはまる人も多く、私にとっては
「風邪気味」とか「花粉症」と同じくらいの感覚でしかありませんでした。
「貧血気味」と言われ続けた私は・・・結果的に『隠れ貧血』でした。
隠れ貧血とは
一般的なヘモグロビン数値は、貧血とまでは言えないけれど
詳しく調べてみると、貯蔵血と言われる『フェリチン』がすっからかん・・・。
これが「隠れ貧血」と言われる数値の状態だそうなんです。
なんだか病名にしては可愛らしいような言い方です。でも今となって思うのはこれはれっきとした「病気」です。
隠れた数値なので、自分ではわかりようがない。
命の危機に直接かかわってこなくてもじわじわと影響してくる。そして生活には相当影響します。
今日は、その『隠れ貧血』の発見に至るまで〜をお話しします。
そして他にも『隠れ貧血』と共に患ってしまっていた
『隠れた歯の病気』そして、持病の『子宮筋腫』と貧血の関係・・・これらについても今後何度かに分けて記します。
さて、20歳から健康診断を続けてきた私ですが
いつ頃からだったか血液検査をすれば「ちょっと貧血気味かな。」と言われてきました。
けれどそれ以上は治療や検査を勧められたこともなかったので
仕方がないもの。と思ってきました。
そもそもそれ以外のことを知る由は自分ではどうにもしようがなかった。
しかも「低血圧」も伴って居て、どちらも似たような症状。
6年ほど前に、健康診断でリウマチの反応が出たことをきっかけに、
アミラーゼ数値が高いこと、白血球が低いことを疑問に思っていたので
自分は膠原病かもしれない。と検査をしてもらえる病院を探して血液検査までこぎつけました。
そしてやっと「シェーグレン症候群」「リウマチ」の抗体があることにたどり着いたので
様々な症状はこれらの「膠原病」のせいだと思っていました。
そしてさらに年々いろんな症状が出てきて、それを改善したくて膠原病科を巡っても
「数値的にはそんなにひどくない。」と言われるだけでした。
仕方がないので痛みに対処して市販の鎮痛剤や鎮痙剤を飲み続けてきました。
一昨年の11月、やっぱり具合が悪いのをどうにかしたくて、また新たに探した膠原病科で症状を訴えたら
「シェーグレン症候群の人はメンタルにきちゃうんだよね。」と指摘され
鎮痛剤を飲み続けていることにも難色を示し、
めんどくさそうに「心療内科行けば?」と言われました。
他にも不機嫌な言葉使いで、要するに「気のせい。おおげさ。」と言いたげな言葉を並べられ
「そんな薬飲んでたら、治るものも治らない。」と・・・結局その先生は、私の訴えを聞いても、症状を診る気もない様子でした。
以降、もう病院は行きたくない。行く元気もない・・・と、かえって落ち込みと症状ががひどくなりました。
それからどうすることもできず時間が過ぎ、昨年の夏になりました。
毎年のことですが夏はさらに体調が悪い。
いよいよ、これじゃ寝たきりになってしまう。もしくは命の危険が密かに近づいているのかもしれない。と、ふいに思い立ち・・・
以前行ったことのある心療内科の先生に頼み込み相談にのってもらうことにしました。
つづく・・・・
すみません。引っ張るようで申し訳ないのですが
長くなるので続きはまた明日に・・・・。

