『僕らは奇跡でできている』が火曜日に最終回をむかえました。
この終わり方!!なんでしょう・・・
一輝という主人公がどうなったか・・・と考えれば突拍子も無いありえない結末なのですが、そこが全く気にならない。
むしろファンタジーなんだか現実なんだかわからない『宇宙に行った一輝』の姿に満足してしまい拍手を送りたくなりました。
(そういえば、ドクターXでも最終回に大門未知子が宇宙に行っていたけれど・・・)
そんな突拍子も無い終わり方でしたが
登場人物たちの変化と、彼らの方向性が全て語られていて
しかもみんなが悩んだ末の笑顔。
ひとりひとりの人生に希望が見えて幸せな気持ちになりました。
まさかの育美先生の「彼氏さん」まで登場。
一輝がロシア語を勉強しているのは気になっていたけれど
なぜ水泳のシーンがあるのか、かなり違和感がありました。
(一輝のキャラクターと水泳シーンのイメージがまるで合わなくて・・・)
けれどもそう言うことだったのね、と納得させられました。
鮫島教授、まさか最後に相河先生の『ブリキの缶』の種明かしをしてくれるとは思わなかった。
おじいちゃんの「割れた茶碗」の質問との繋がりました。
そのものをどう生かすか・・・どう活かしきるか。
「スプーンは他の何かにならなくても色々と活かされる。」に、教育のあり方を考えさせられました。
子供の教育は、特に幼児教育はそうであってほしい。
なんだか、もう・・・あれもこれも
感じたことが多過ぎてとても書ききれないです。
こんなにもたくさんの種類の温かい感情と想いを与えてくれたドラマは久しぶり。
ちょっと違う感情ではありますが、以前観たドラマ
伊東美咲主演の『エジソンの母』オダギリジョーの『おかしの家』を思い出しました。
どちらも大きな事件は起こらない日常を描いていて、どんなストーリーかは説明できないけれど
今も心の中に印象的に残っています。
この手のドラマは後になってふんわりと思い出すし、自分の中で何かしらの栄養となっていくと思います。そういうドラマに出会えることはとても嬉しいです。
『僕はいつだってみなさんと繋がってます〜
みなさんが僕の中にいるってことです。僕はみなさんでできているってことです〜
今まで出会ったヒト、物、自然、景色、生き物全部でできています。
だから時間も距離も関係ありません。』
大切な人との繋がりを知った人。強くなった人のコトバなのかな。
一輝が大きく成長した証なんでしょうか・・・。
そして・・・熊野事務長の存在とこれまでの行動も重要な伏線だったのね。
一輝のこのセリフの後のシーンで
この世で無くせるものがあったら・・・『時間』とは(笑)
私が一番嬉しかった場面。
虹一君の10点のテスト結果を褒めたお母さんの言葉でした。
物の見方ひとつで世界は変わる。子供は変わる。虹一くん、本当に良かった。
どんな出会いも、どんな相手も、物の見方次第で自分次第で何かが変わる。
人生のあらゆる経験も出会いも、良いことも悪いことも
自分に何かしら働きかけている。
『嫌なことも辛いことも消そうとしないで全部光で包んだら、僕の光は無限大になります。』
なかなか難しい人生の課題。それを一輝は投げかけてくれました。
『ありがたいです。』『おもしろいです。』
『楽しみです。』何気ない一輝の一言ですがとっても心地よいです。
ほんとうに・・・素敵なドラマでした。


実は第1話を見た時、この後見続けるかどうか迷ったドラマでした。。。
だけど、すぐに見逃せないドラマになりました^^
みんなが笑顔の最終回は、『ありがとう』と送りたくなる回でした。
あのセリフもこのセリフもどのセリフも、心に響いて心の氷を溶かしてくれるようで。
あぁ、私って凝り固まってたわって気づかせてくれるドラマでもありました^^
こんなドラマがもっと観たいと思いました。
叫びました〜
毎回楽しめるドラマはなかなか無いんじゃないですかね。
切ない場面も必要で、涙が出たり笑ったり。
大好きなドラマでした(^o^)
たしかに。私も1話目は独特な会話と世界観に戸惑いがありましたね(^ ^)けれど、数回観たらあの世界観に居心地の良さを感じて楽しみになりました。
ギスギスしたニュースや人間関係の話題ばかりに嫌気がさしていたので、こんなドラマ、テレビ番組が増えて世代を超えた共感ができたらいいのに。って切に願ってしまいます。
まさかの宇宙飛行士(^O^)でしたが、それもある。と思わせる一輝さん。高橋一生さんだからこそのキャラクターに作り上げたのでしょうね。
俳優さん達がみなさん素敵でした。トリンドルちゃんも、最初はイラっとするキャラだったけれどなかなかのしっかり者、いい子でしたね(^.^)
最終回のみんなの笑顔にホロリときちゃいました。