2018年11月27日

声色

若い頃から音楽、ラジオ、映画、ドラマ好きな私の好みの決め手は・・・・どうも『声』にあるような気がします。

俳優さんでどんなに「イケメン」と言われていても声が好きになれないと、演技や喋り方が気になったりします。

かといって、一般的に「いい声」と言われる人が、自分の好みの声とも限らないのです。

私の場合・・・たぶん、「声色」がポイントなのかも。

声質、声の高い低いは元々持っているものだし、体つきも関係するけれど

喋り方のトーンというのは、感情を反映しやすい。

そこのところに敏感なんだと思います。

子供の頃から、周りの大人の様子を読み取ろうとするところがあったので、そういう感情の変化を声から感じやすいのです。


昨日、親友と少しだけ電話でお喋りをしました。

なんとなく気持ちが疲れたり、嫌なことがあった時に彼女と会話をするだけで「ま、いいか〜」って嫌な感情も引っ込みます。

電話をかけた時点で「もっしも〜し。どうした?なになに〜?」って明るく返してくる彼女。

もう、それだけで

つまらない話題はやめて、楽しい話しをしようかな〜って気持ちになります。

やっぱり、声のトーンや話し方って大事だなぁ〜って思っていたら・・・

彼女の方もちょうどそんなことを話しはじめました。

「最近、言葉って大事だな〜って思うの。ちょっとした一言ですごく助けられたりするのよね。かと思えばたった舌打ちだけで、心がえぐられるように傷ついたり・・・それだけで自分の感情が動くよね。」

そうなんです。私もちょうどそういったことで『声色』について思っていたところでした。

『声』というのは、好きな声、いい声、ってだけじゃない。

一言目からのトーンでわかる。


先日、ご近所の高齢のおばあちゃんに電話をしたら、

いきなり咳き込んで・・・電話口でずっとげほげほと咳き込んでいるのです。

普通ならば、ただ「大丈夫ですか??」って思うところなのですが

腰を痛めてからずっと籠りがちなその方は、出かけられないことに不満があって

誰かにどうにかしてほしい。という感情が強いのです。

私が久しぶりにかけた電話だったのもあったのかもしれません。

電話口で、受話器を離すこともなく耳元から咳き込む声がずっと続いた後

「なんだかさぁ〜ちょっとこのところ調子が良くなくてぇ、出かけたいのに出かけられないし・・・・」とこちらの用事よりも先に自分の不調を話し続けました。

きっと、自分の体調に不満が募っていたのでしょう、それを誰かにわかってほしいと思っていたのでしょうか・・・そんな雰囲気が漂っていました。

一方、最初から自分の不満を話す気満々で電話をしてくるおばあちゃんもいます。

電話の一声目でわかります。

そのおばあちゃんは、「体調は大丈夫?」とまず私に聞くのですが

明らかに私を心配するでなく、一応私のご機嫌をうかがって・・・・

「大丈夫ですよ。」と返せば、後は堂々と「自分の時間」と思っているところがある。

(大丈夫じゃなくても、同じですけどね。)

その声は大抵イラついていて、ああ・・・なにか嫌なことがあってそれをぶちまけたいんだな〜と一声目でわかるのです。


私の母も、私が電話をかけると必ず弱々しい声で「もしもし・・・」と言います。

元気に「もっしも〜し!!」とは出ません。

で、一通り心配の声かけをしてあげると後は元気になトーンになってあれこれお喋りを始めます。

なにかしら自分のことを心配してほしい人にありがちな声色・・・


最近はスマホも家の電話も、誰からかかってくるかわかって出ますからね。

そういう「使い分け」する人は確信犯だと私は思っています(笑)

『声色』というのは実は人の感情を動かす力がある。

それがわかっていて、人の感情に訴えようとする人だと思います。

わかりやすいと言えばわかりやすいのですけれど・・・。



街の中のカフェやレストランで悪口を吐いている人たちの声のトーンも・・・・

聞き取れなくても耳に入ってくるだけで気分が悪くなる時がある。

少々うるさくても、楽しそうな声色の人たちは気にならなかったりする。

人の耳は意外と色んな感情を読み取って、それに影響されていると感じます。


なので、俳優さんで声が良い人は「得している」と思う。

そんなにイケメンじゃなくても声質や喋り方がいい感じだと、知らず知らずに人を惹きつけていると思います。


今日、続きが楽しみな・・・

『僕らは奇跡でできている』の高橋一生さんも・・・

声のトーンがあのドラマに合っている。

今思いつく俳優さんで言えば、

井浦新さんとか、遠藤憲一さんとか、竹野内豊さんとか、いい声というだけじゃなくて

声色や喋り方が大きいと思う。

もちろん、みなさん声以外にも魅力ありますけどね。


昨日、友人と話して

声も老化するし、感情のコントロールも老化するから・・・

声色に感情が乗りすぎて、他人に嫌な思いを与えないように

自分も気をつけよう・・・と思ったのです。





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posted by ゴジム主婦 at 11:30 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月21日

お久しぶりになってしまいました。

随分と時間が過ぎてしまいました。

気がついたら長いこと無言ブログ状態に・・・

すみません。いくつか理由がありまして

その理由についてそれぞれちゃんと言葉にしようと考えているうちに

また日にちを重ねてしまいました。

今日はとりあえず深く考えずに久しぶりに書いてみようと思います。

まずは、こんなに空白になってしまった理由・・・

実は体調が思わしくなく、これまでもちょこちょこ病院に通っていたのですが

なかなか対応してくれるお医者さんに出会えずにいました。

この2ヶ月くらいの間に、やっと私の不調のきっかけを見つけてくれるお医者さんに出会い

まだまだはっきりしないところはありますが

治療を始めました。

私はもともと「シェーグレン症候群」という膠原病の抗体を持ち合わせて居て

そこにさらに「関節リウマチ」「線維筋痛症」とも言われて来ました。

なのでずっと膠原病の専門医を探してきたのですが

各所で「治療するほどではない」との診断をうけていました。

今回、いろんな経緯で

線維筋痛症の専門医に行くことになり、そこの先生に診てもらったら・・・

最大の今の私の病状は

『鉄欠乏性貧血』ではないかと言われて、鉄剤と不眠の治療をしています。

ヘモグロビン数値は確かにずっと低めでしたが、治療まで至らずにきていました。

今回さらに詳しい血液検査で最近注目される貯蔵鉄と言われる『フェリチン』の数値を調べたら

なんとそれがすっからかん状態でした。

線維筋痛症の原因にもなりうるので、まずは貧血の治療から始めようということになりました。

もともと子宮筋腫があって、更年期に入り最近出血も多いような気がして居たのでそのせいだったのでしょうが、

ここまで貯蔵鉄が低くなるということは長い年月をかけて貧血になって行ったのだろうということです。

まだ、他の病状も隠れているかもしれませんが、ひとまず3ヶ月は数値の状態を見極めることになりました。

体調の話し以外にも・・・・

8月くらいから、書きたいと思うことはいくつもあったのですが

なかなか気持ちがまとまりませんでした。(ぼ〜っとしていたのでそれも貧血のせいもあったのかと思います。)

日々、テレビを観ていてこれまでのように思うことを書こうと思っても・・・

テレビの中の話題がやたらと他人の揚げ足取りの話題ばかりで・・・・それらにすっかり辟易してしまい、

自分がここで綴ることも同じように人の揚げ足取りになるんじゃないか・・・と思ってしまうと、言葉がなかなかみつかりませんでした。

こんな言い方は自分でもとても言葉としては嫌なのですが

最近の世の中の、色々な風潮に随分とウンザリしています。

けれど・・・・

そうでないものを見つけて暮らして行くことを楽しみにしようかとも思うようにもなりました。

話題が飛びますが・・・最後に

ウンザリな世の中での私の最近の楽しみ。

朝ドラの『まんぷく』もそうですが、もうひとつ本当に素敵なドラマ・・・

高橋一生さんの『僕らは奇跡でできている。』素敵なドラマです。

子供や動物モノで泣かされるドラマは好きではないのだけれど

このドラマは子供をかわいそうな対象にしていない。

「泣き」の材料として使わず、言葉によって心に響くあたたかい気持ちになれる・・・・

あたたかい涙が出てくるドラマです。

あと何回あるのかわからないけれど

今からでもぜひ観てくれる人が増えるといいなと思います。


話しがだいぶ飛んで居ますが・・・

きょうはとりあえず今の状況を書かせていただきました。

これからもう少しまとまったことを書いていけるようにしていくつもりです。

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posted by ゴジム主婦 at 10:10 | Comment(10) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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