2018年10月04日

50代からのあたらしい友達

この歳であたらしい友達ができました。

子供がいない生活をしていたので、ママ友というのもいなかったし、

子育て中の友人とは疎遠になっていったので

私にとって親友とはっきりと言えるのは1人。電話やメールは月に2度くらい。

会うのは今の所年に3回くらい。

他は、電話かメールのやりとり程度の友人が3人くらい。

あとは、ご近所の方とのお付き合い。犬の散歩で知り合って立ち話しする程度の方・・・・

そんな生活が当たり前でここ10年くらい過ごしてきました。

そんな私に犬を通して知り合い、ある時から会ったりお茶をしておしゃべりをするようになった人が3人できました。

正直、「友だち」と言うにはまだためらうけれど、

どういうわけか、とてもリラックスして話すことができます。

年齢も年上と2〜3歳下。

まずは、『犬』という共通点で共感しあえることがあったので、

彼女達が結婚していようがいまいが、子供がいようがいまいが、

関係のない部分で付き合い始まったということがよかったのかもしれません。


私は母娘関係、姉妹関係で、女性の関係性に少々しんどい思いをしてきました。

中学生時代の厄介な女友達関係や

女子高校生特有の難しいグループ関係、女子大、女子学生会館、果ては「女の職場」で

ずっと女性の関係に悩まされて来て、40代になっての引越しを機会に

自分にとってしんどい人間関係から完全に離れていました。

その後に、習い事に行ってみてもパートに出てみても距離感を持って警戒していたところがありました。

そして今はご近所の「高齢女性」との関係にまたも悩みつつ過ごしています・・・・。

なので新しい友人関係を望むこともなく、ほぼ1人で気楽に過ごしていました。

そんな中、まさかの50代でのお茶仲間、ランチ仲間。立ち位置も関係のない共通の会話ができる友人ができるとは思いもよりませんでした。

私の40年以上の親友に、そのことを話すと思わぬ答えが返って来ました。

「いいな〜私も、ママ友とかではなくて、この歳でこそできる新しい友人が欲しいと思うんだ〜」

彼女は、フルタイムでお仕事もしているし、趣味のサークルや、ママ友もたくさんいる。

育った土地に住んでいるので、同級生などの付き合いもある。

そんなに沢山の友人知人がいるのに?と思ったら

50歳になって、子供もそこそこ手が離れて

今の自分個人と新たに知り合える人はもうできないのかな・・・と物足りなく思っていたらしい。

年齢も立場も関係なく知り合って、会話が新鮮で興味がもてる、刺激しあえる新たな出会いが欲しいと思っていたそうです。

なるほど・・・と思います。

私も、『犬』という共通の話題で繋がった相手ですが

そこからその人達のこれまでの人生や、仕事のこと。もっと興味深いのは

みなさんそれぞれ、好きなミュージシャンやタレントさんがいて

夢中になっている・・・そんな趣味の話しを聞いて

そのミュージシャンやタレントの情報を見かけると、関心をもったり面白がったりと

私自身にも少なからず影響を及ぼしている。

それは、退屈になりがちなおばさんの生活にちょっとだけ別の色が付くような感じ・・・・。

きっとこの人たちともいつか疎遠になったり、何かしら不安や不満を感じたりするのだろうか・・・

これまでの良からぬ経験上、

そんなちょっと不甲斐ない気持ちが湧いてくるのですが

それでも、今現在新たな刺激と、新たなコミュニケーションはとても楽しい。

母との噛み合わない会話、ご近所の高齢者とのスッキリしないコミュニケーションにうんざりしても

その新しい友人達と少しやりとりをして、前向きな関わりができると

なんだか重たい体すら軽く元気になれるような気持ちに・・・・。

美味しいお茶屋さんを見つけても、こんど彼女達と行こう、誘ってみよう。と思う時のワクワク感は身体にも心にもとても良いと思う。

やはり、年と共に心に必要なのは人間関係の充足感なのかと実感しつつあります。

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posted by ゴジム主婦 at 13:26 | Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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