2018年08月03日

ドラマ『高嶺の花』

1話目を観て2話から4話、撮り溜めしてありました。

1話を観て、悪くないな〜って思いながらも、

このドラマ「ながら見〜」はダメだと思っていたので一気に観ました。


私は好きなドラマです。

こういうドラマをそろそろ見たかった。

最近のドラマはポップで、テンポが良くてセリフも短め。感情もわかりやすく描かれていて

俳優さんの「顔芸」とやらも荒技として受け入れられるようになり、

そのパターン化が「おもしろい」ともてはやされるようになってきたと思います。

楽しかに、それも面白いし好きです。

でも、セリフや空気感や細かな心理描写を画面を通して観るということもドラマの楽しみだし

1話完結ではない繋ぎや間も連続ドラマの期待感に繋がる。


色んなドラマがあって良いと思う。

ただ・・・このドラマ・・・ちょっとムズカシイし、人間の裏面を魅せる脚本を書く

野島伸司作品。

私の年代なら空気感に馴染みもあるかもしれませんが

年齢が上だったり、下の世代だと、なんともわかりにくく辛気臭いドラマにみえるかもしれないですね。

かなり受け取る個人差がありそうで、多くに受け入れられるタイプではないと思う。


初めは石原さとみと野島伸司の組み合わせはなんとも違和感があったけれど、

石原さとみに役が合っている。

相手役の峯田さんは、相変わらずな役ですが・・・・

このままリリーフランキーさんみたいに

ダメ男か、狂気的な役が似合う役者さんになってほしいです。


そもそもなぜ、華道家の話しなんだろ?と思ったけれど、観ているうちにだんだんと

その真意に近づいているようで面白くなってきました。


物事の本質を見抜く。

あっち側とこっち側。凡人と天才と言われる人たち・・・と

素直で可憐に見える妹のなな。その対比がどう変化していくのだろう。

そして 、家庭環境の対比。

父に傷をつけられながらも救われたぷーさんと

救われないままの今のもも。

それがどう変わっていくのだろう。


時々流れる音楽、テーマソングの「ラブミーテンダー」は私も大好きな曲だけれど

これも最初はちょっと浮いていた・・・・。

ところが曲や音楽の使い方が効果的で

だんだんシーンに馴染んでくる。

他の音楽と映像のタイミングも良くて、音楽に頼りすぎていないところも良いな、と思う。

けれど、オープニングの音楽が妙に過激。

あれでちょっと拒否感を感じる人もいるんじゃないかと思うほど・・・・・。

でもそれもある意味対比を表現しているのかしら??と深読みしてみたりしています。

野島伸司ドラマって、観ているときはなんとも言えないモヤモヤした感情を持ってしまうのだけれど、

後になると妙に印象に残ったりするんです。


今だに私の中に残るドラマはたくさんあるけれど、

香取慎吾主演の『薔薇のない花屋』

鈴木保奈美主演の『この世の果て』など

好きなドラマかと聞かれればそうではないはずなのに、すごく目に焼き付いているシーンがいくつもある。


この『高嶺の花』どう着地するのかは、とても興味がありますが

それよりもどこかのシーンが今後すごく心に残り、

目に焼きつくドラマになるのかもしれない。と思って観ています。

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posted by ゴジム主婦 at 14:09 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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