もうすぐ50代を前にして、人生2度目・・・髪を伸ばしています。
現在、肩に付くくらいになって髪の重みで落ち着いたのもつかの間・・・
ハネが出てきてセットが面倒くさくなってきました。
しかも、髪の量が多く、水分を含んだ重いストレートな髪。
シャンプーも乾かすのも時間がかかるし、何がイヤって抜け毛が長いのがうっとうしい。
排水溝にもすぐ溜まってしまうし、ハラハラと抜けるとすごい量に見えるし・・・
束ねてしまえば楽ではあるけれど、これまでロングヘアーにしたことがほぼないので、
髪の束ね方やアレンジ方法もよく知らないので、気の利いた髪型もできない・・・。
このままじゃ、伸ばしっぱなしのおばちゃんになってしまう。
年を重ねると、髪型や髪質は見た目に大事だと思うこの頃。
髪が痛んでいたり髪型を気にしていなかったりすると、どんなに化粧をしていても妙に老け顔に見える。
伸ばしてみてわかったのは、髪を伸ばすことで顔の輪郭の衰えをちょっとはカバーできるってこと(笑)
でも、それはそれで髪をきれいに保つことが必要で・・・
どちらにしても、自分のメンテナンスは必要なのね。
当たり前なんだけど・・・・。
ところが、その自分のメンテナンスに時間を割くことが億劫になってくる。
更年期のせいか、年齢的に生活自体が忙しいからなのか、老化で体力と気力が目減りしているのかはわからないのだけれど
若い時に、自分のメンテナンスにかけていた時間ってもっとあったと思うんだけど、そんなに億劫ではなかったなぁ。
面倒と考えたこともなかった。
今や、髪を整える時間もできれば削りたい。服は何を着るかとコーディネートを考えるのも面倒くさい。
よく親友と話すのは、化粧をしたり洗ったりが面倒だから取り外し自由なお面でもあったら良いのに・・・
他にも、最近特に手荒れもひどく、爪の薄皮がはがれたり、ささくれができたり。
そういった指先のメンテナンスもしなくちゃ。
乾燥に敏感になった足のすねなどのカサカサかゆかゆも、お風呂上りにメンテナンスしなくちゃ。
そうそう、歯も歯槽膿漏の予防に細かく磨いてフロスして・・・
フッと鏡を見ると、白髪が・・・・出かけるなら白髪のメンテナンスもしなくちゃ。
・・・と、まあやることがいっぱい。
寝る前にそんなことをいっぺんにやろうなんて思ったらひとり静かに深夜に自分メンテナンスをするしかない。
でも、明日の朝また早いんだけど・・・・
余裕がないっていうのは時間やお金だけじゃなく、体力的なものはおおきいなぁ。と年を重ねて思うこの頃。
それにこの年代って、人の世話をすることが多くて・・・自分のことは二の次。
若い頃の髪を振り乱して子育て(私はしていないけれど)とか、仕事とか・・・若くてまだ「だいじょうぶ」な頃と比べても、生活の疲れが目に見えやすい年代。
自分メンテナンス、これはごはんを食べるのと同じように「必要な時間」と考えないと・・・どんどん放置状態に慣れてしまいそう。
巻き髪にしたり、ネイルしたり、おしゃれして日々過ごしている人の「余裕」は金銭的なものだけじゃなくて体力的にも余裕があるのかもなぁ・・・。
とにかく、最低限のメンテナンスはやらないとおばさんはあっという間におばあさんになってしまう。

