2018年02月22日

バイプレイヤーズの主演なのに。

テレ東のドラマ、『バイプレイヤーズ』が前回よりもいろいろグレードアップされていて面白く、楽しみでした。

昨日の放送も楽しみにしていて、ドラマを観たら、ドラマ感想を書こうかな・・・と思っていたところでした。

昨日のドラマ放送前に、オリンピック中継を見ていたとき、何気なくネットニュースを見たら

「大杉漣さん急死」のニュースタイトルが・・・

思わず声を上げてしまいました。バイプレーイヤーズのドラマ予告の冗談かと・・・・

テレビの中の人の訃報に驚くことは多いけれどこんなにも驚いたことはないくらい。

バイプレイヤーズの中でも、一番年上で年寄り扱いをされていたとは言え、バイタリティーに溢れ、元気で若く見えていて・・・

見た目が若いという人は大概身体もお元気な方が多いし、

老いを感じたり、病気を疑うような表情もないこんなにお元気そうな人が急に亡くなることがあるんだ・・・と人の命の儚さをあらためて知らされました。

最近の有名人の方の亡くなる姿は、闘病生活と共に伝えられることが多く、そこから何かを感じていくことも多かったのですが

こういった突然の亡くなり方について受け入れるというのは・・・家族の方もさぞ困惑していることと思う。

今回の『バイプレイヤーズ』は前回と違い随分と大掛かりになったし、

内容もゆるさが減ってストーリー性が際立っているし、登場人物の多さがすごい。

なので、はじめはちょっと頑張りすぎちゃってつまらなくなってしまったら残念だな・・・と思って見はじめました。

ところが、そこをさらに上をいくような内容とネタで、

ゆるさはそのままで、ワクワク感とボリューム感が増していて、2話目にはすっかりハマっていて、昨日の3話、そして来週の4話への期待もいっぱいでした。

どこかの記事で読んだのですが、今回の『バイプレイヤーズ』は大杉漣さんが企画段階から案を出して作ってきたそうです。

それだけに、役者さんの演じる範囲も広がって、無茶振りも楽しんでいたような感じにも見えます。

本人名での役で登場し、バイプレイヤーズのメンバーに加え、さらに次世代のバイプレイヤーズたち女性バイプレイヤー達も登場し、厚みと面白さが増した内容は、ドラマ好き映画好きには楽しくて仕方がない。

そこに、ゲストとして登場する「主役俳優」が「主役」っぷりを嫌味なく発揮しているところがシュールで面白い。

その「主役」の役所広司さんの存在や、前回の寺島しのぶさんの演技がさすがで・・・

さらに、バイプレイヤーズに入れなかった「小日向さん」の存在感は独特で、うまくハマっているなぁと思う。そういう配役もセンスいいなぁ。と思う。

大杉漣さんがどのくらい企画段階で参加していたのかはわかりませんが、最初の「バイプレイヤーズ」でも、いろんな俳優さんがドラマに出演したがっていたそうですから

大杉漣さんの人柄や存在はかなり大きかったと想像してしまう。

それにしても・・・他にも『相棒』では最近存在感が出てきたところだったし、

シリーズ物の作品とか、まだまだこれからまた観られるのが当たり前と思っていた役者さんが

突如としていなくなるって・・・・どうするんだろう。

「バイプレイヤーズ」のドラマでのメンバーだけでなく、脇役俳優が存在感を増している最近のドラマや映画、その先頭に立つ大杉さんがいなくなってしまった穴は観ている側にとっても大きい。

とても残念です。

ドラマ『バイプレイヤーズ』まだ全編撮り終わっていないという情報もありますが、どうにか最後まで物語を繋いて欲しいと、思ってしまいますが・・・・

突如いなくなった「大杉漣さん」という超有名バイプレイヤーの存在が

『バイプレイヤーズ』のドラマを最後にさらに存在感を感じることになるなんて。

それに、『バイプレイヤーズ』のドラマはある意味大杉さんが主演だったのに。

もっともっと観たかった。きっとシーズン3だって考えられていたに違いない・・・

テレ東のドラマなので、観られない方も多いのかもしれないですが・・・・観られる機会があったらぜひ、今回のシーズン2はオムニバス映画並みに面白いです。

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posted by ゴジム主婦 at 09:53 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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