2018年02月10日

『アンナチュラル』でミツオが・・・

きのうリアルタイムで観たドラマ『アンナチュラル』がかなり重く、

きっとこれからも忘れられないワンシーンになったんじゃないかと思う胸に刺さるラストでした。

今回のゲスト出演は『ひよっこ』のミツオ!しかも青森弁?素朴な若い男性役、

なんだか懐かしい感じだ〜っと見ていたら・・・なんと切ない。そしてなんて演技が上手なのだろう・・・ミツオ!

先週の長時間労働問題を取り上げたあのストーリーも、『幸せのはちみつケーキ』という皮肉なネーミングのケーキ・・・・そこから問題をさらに印象付けてくれた。

そして今週はさらに重い感情を残した題材でした。

犯罪被害者の感情に対して、「そんなことで」結果的に友人を殺してしまった女性の言い分。

大抵のドラマは、被害者の感情が殺意に向かうシーンでは「とどまる」か絶妙のタイミングで「止めに入る。」なのに、昨日の『アンナチュラル』では

あえて放置していた中堂さんと、止めに入りたくともどうして良いのかわからず、ただ声だけをかけるミコトと久部くん。そして周りの傍観者。

きっと、あのような場面にいたら実際そうなるだろう。と思ってしまった。

何かできる人はそう多くないだろう。

彼の気持ちをわかっていながら見過ごした中堂も、ミコトも大事な人を殺された被害者家族であることが、このストーリーに意味がある。

久部くんも裏でなにかと動いていますが、彼にも何か過去があるのかな、と考えてしまう。

婚約者鈴木くん役の泉澤祐希さんは本当にすばらしい演技でした。映画みたいだった。

雪の降る中、鬼気迫った表情と唐突な動きが衝撃でした。そして婚約者を殺した友人女性の「理由」を聞いて一瞬我に返り「そんなことで・・・」という言葉。

きっと殺人の動機なんてそんなこと、なのかもしれない。

殺人犯の心の闇を探る〜などよくテレビで取り上げられますが、実際そんなに根深い理由はあるのだろうか・・・と思うことはよくある。

被害者の遺族や関係者からしたら、納得のいく理由などあるはずもなく・・・・かと言って理由を知ったからといって、このドラマの鈴木くんのように「そんなことで。」と思ってやるせない。

堂々巡りの気持ちにさせられる、今回のドラマのテーマだった。

鈴木君、殺人犯にならなくてよかった。せめてもの救いはそこでした。

『アンナチュラル』考えさせられるドラマでいて、キャラクターがみなさん魅力的。

程よい抜け感のシーンもあってバランスのとれた面白いドラマです。

そしてやっぱり、同じ法医学のドラマなつかしい『きらきらひかる』を思い出します。

また見たいけど、どこで観られるんだろう『きらきらひかる』

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posted by ゴジム主婦 at 10:54 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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