この冬のドラマはジャニーズのドラマ多いような・・・・。
それに、主演の俳優さんが若い人が多い。なので、恋愛モノが多くてついていけないかも。と思ったけれど、なかなかバラエティに富んでいると思う。
好みは別れると思うけれど。
私は今回は以前に書いた通り、少なめの4本プラス、大河とアメリカドラマ。
この前のシーズンのドラマは、主演が中年、というドラマが多くて入りやすかったし面白いものも多かったのもあって多数観ていたけれど
今回はちょっと選りすぐって、「観ても観なくてもどっちでもいいや。」と思うドラマはパスしました。
月曜日、『海月姫』の2話目が放送されて、翌日の昼間に録画で観ましたが、やっぱりなんだかとってもワクワクするドラマでした。
若い人のドラマなのに、なぜかちょっと共感する部分というか、応援したくなる気持ちと新鮮な世界を垣間見ているような。
芳根京子さんの表情の演技がハマっていて引き込まれるし
女装男子の瀬戸康史さんが誰よりも美しい女性になっていて観ていても楽しい。
他にも『尼〜ず』のメンバーの変身ぶりも、さすが女優さんたち。そのギャップもさすが綺麗。
観ていて元気に明るくなれて、若いヒト達の世界観のドラマに共感できるのが久々に楽しい。
一方、広瀬すず主演の『anine』こちらは、主演が若い女優さんでも
脇役はベテランさんで、若い女優さん俳優さんをうまく引き立てているし、それぞれの年代のそれぞれの生きていく上での『闇』の部分を表現している。
人生の暗部、嫌な面をじわじわえぐり出していて、それを「お金」を通して世代間を繋いでいるような・・・・。観ていてテンションの上がるドラマではないけれど
なんだかじわじわ観てしまう。
私は、広瀬すずと田中裕子の組み合わせは良いと思う。
そして、石原さとみ主演の『アンナチュラル』
こちらも2話目も面白かった。窪田くんが只者ではないらしい・・・という不穏な空気も次に期待が出たし、それぞれのキャラクター同士の絡みもこれから楽しみ。
NHKで放送中の『THIS IS US〜36歳これから〜』も、観ていてとても共感できるし心理描写や関係性も興味深い。
36歳なんて、自分にとってはもうずいぶん前で年代も国も違うのに。
こうやって自分が年を重ねていった時に、観て楽しめるドラマが増えていくのも嬉しいことだと思う。
かつて、トレンディドラマが流行った頃は「憧れ」のような気持ちで観ていたし
2時間ドラマや、火曜サスペンス劇場などは「共感」して見ることはできずに
おばちゃんのドラマ。オトナのドラマとして遠くから観ていた感覚だったけれど
今、自分がおばちゃんになって面白いと思うのは、青春ものも気持ちが向けば懐かしく共感できるし、
中年の悲哀や暗さのあるドラマも共感できたり
犯罪心理にも批判や嫌悪だけでなく、ちょっと慮って観ることもできたり
お仕事ドラマも経験を通して、または未経験だからこその興味を持って観られたり
ついにはおじさんの心理もうっすらわかるようになってきた(笑)
ドラマを観るのが楽しいと思えるのは、自分の年の功や経験値もかぶさってくるからこそだと思う。
ただ・・・・若いヒトの恋愛関係でああでもないこうでもない・・・はついていけなくなっているかな。
それは、きっとそこのところの興味と想像力の喪失なのかも。更年期を過ぎたら自分の興味がどんな方向にいくのかな・・・・
韓流系の恋愛ドラマやドロドロドラマにハマるようになるのかもしれないし、
歴史物にハマるようになるのかもしれないし、ドラマを通して楽しみが増えると良いな。

