先日、「衝動買いの理由」では、隣のおばちゃんとの不毛な会話へのストレス・・・について書きました。
今度はその数日後の日曜の昼間、家の電話が鳴りました。
出てみると、反対隣に住む70代のご近所さん。
以前もここで書きましたが、食品の宅配を「ついでに」頼まれて2年ほど注文を一緒にとってあげていて、先日やっと、お断りした方です。
そして、時々朝の9時くらいに電話をしてきては「健康食品」のうんちくをお話になる方・・・
その、お隣のおばあちゃん(76歳なので、おばあちゃんと言わせてもらいます。)
「今いいかしら?」と一応は言う。
「あ、はい。」と要件を訝しみながらこたえると・・・
「あなた、雑穀米とか玄米って食べてる?」と聞いてきた!
きたぁ〜!と思ったので
「いいえ。私は最近は白米しか食べません。」と、英語の直訳みたいなわかりやすい返事をかえしました。
すると、非常にがっかりしたように「あ・・・・そ、そうなの?」と言うので
駄目押しに、
「以前は体質改善を考えて、玄米やら雑穀を食べたこともあったんですけど、胃腸が強くないので、もたれるし、眠くなるんです。」
と、きっぱり言いました。
なぜなら・・・これまでもそうですが
このおばあちゃん、健康番組で聞きかじったり何かで見たりすると、即影響されるのです。
まあ、ご自身だけで影響されている分には全然構いません。
でも、それを人に勧めたくなる人のようで・・・
特に、娘世代の若い私には言いたくなるらしいのと、私が虚弱なので気にしてくれているのと、
自分が良いと思ったものを共感して欲しい気持ちが強い人なんです。
なので、自分が良いと思っていることを受け入れてもらえない近所の同世代の人たちのことを「知識が薄い人。」と揶揄したりすることもあり、
「あなたならわかってくれるわよね。」という空気感で何かと勧めてくれるのです。
私自身が、健康体で元気で食欲もあれば、じゃ、試してみる。と言いたいところなのですが
うっかりなんでも受け入れてしまうと、自分に合わない物を押し付けられる。
お酢が苦手な私に、どうしても黒酢がいい。と勧めたり牛乳もこのメーカーの物を飲めばすぐに骨密度が上がる。とか・・・
聞いていると、少々思い込みや勘違いも入ってるように思います。
話を戻します・・・・
ということで・・・出鼻をくじく形で「雑穀は食べない。」と断言した私に
「あらそう、じゃあお勧めようと思ったけど残念ね。」と話題をやめてくれれば良かったんだけど・・・。
「あのね、私ね少し前に買った雑穀米があってそれが美味しいのよ。しかも33穀米って数が多くてね・・・。」
と、説明をはじめました。結局話すんか〜い!とがっかり、うんざり。
しかも、白米は体に良くないわよ。とか、白米にはカドミウムが入っているって言うからね、もうあんな真っ白なご飯食べられる気がしないわ。と、白米悪し!と私を説得しようとする。
私は、雑穀米を否定している訳ではなく、自分には合わないから今は食べない。と言っているのに
なぜ、白米を食べていること自体を悪しき事と言うのか・・・気分が悪い。
「そうですか、じゃあ体に合っているんですね。お元気な証拠ですよ。私は胃腸が弱いのでちょっと無理でしたから。」と言うと
「合うとかじゃなくて、身体にいい物を食べないと・・・自分の身体は自分で守るべきよ。」
健康オタクの方で、他人に押し付ける人にありがちな言い分。
これが虚弱体質の私には非常に腹が立ちます。
本音を言えば・・・
「あなた、健康体だから何食べたてきっと平気ですよ、本当は白米食べたいのに自分が我慢してるからって、人に押し付けないでくださいよ。私、真っ白いご飯に明太子のせて食べるのがしあわせなんですから!!」
と・・・言いたい。
そもそも、このおばあちゃん、若い頃に暴飲暴食を散々してきたとご自身で言っていました。
そして2年前に初めて腎臓結石の手術をしたことが嫌で、2度と病気になりたくない。と
食事制限も必死になっています。多分、本当はあれこれ食べたい人なんでしょう。
でも、真面目なのですごく我慢して食生活に気をつけているんでしょう。
腎臓結石の食事制限についても、私にパソコンで調べてプリントアウトしてくれ、と頼まれたこともあります。
それもあってか、共感して欲しいんだと思います。
私にも、ちっちゃな結石があるし、巨大子宮筋腫も、乳腺症も、慢性虫垂炎も、膠原病もあるしアレルギーもある。そんな物すべてを気にして食生活をしていたら、私のような体質は何も食べられなくなってしまう。
私の場合、その結果の今の食生活だと話したこともあるけれど
私の母もそうですが高齢者って、人の話聞いていないから・・・・
なのに自分の思いつきですぐに健康食品や健康知識を押し付ける。
断ると、自分の正当性を主張し続ける。めんどくさい。
日曜の昼下がり・・・・うっかり出てしまった電話に再びストレス噴火してしまいました。
我が家の両隣は、非常にめんどくさい。
ちなみに・・・その我が家の両隣さん同士はとっても仲が悪いです(笑)

