無添加とか、添加物なし、とかそんな言葉に踊らされるつもりはないのですが・・・
それに、言葉はなんとな〜く理解していても、詳しい知識はないし
添加物の一体何がいけないのか、実際にどう自分の体に悪影響なのかわからない。
お隣のおばあちゃんが、やたら「添加物がないもの。」「中国産じゃないもの」「有機栽培、無農薬」と口にする割に、
それらについてどこまで理解しているのか疑わしい。
私が「もやし」が好きだ、と言えば「もやしって中国産でしょ?絶対食べない。こわくて。」と言われたので、そう言えばそうだけど・・・と思って調べてみたら
もやしの緑豆の種というのは原産がほぼ中国で、その種を使って日本で発芽させもやしを作っている。
国産の緑豆というのはなかなか難しく、滅多にないそう。
そう考えていくと、それじゃ他の野菜の種は?厳密に言えば国産とは限らないかも。
野菜の有機栽培と無農薬の違いも、かつては理解したつもりでいたけれど、今説明しろと言われれば忘れてしまった(笑)
なので、私は食べ物に関しては口うるさいことを他人に言わないようにしている。
でも・・・・パンってどうしてこうも味が違うんだろうと思う。
日持ちするスーパーで売られている食パンを良く買うけれど、一枚焼いて食べても味気ない。
でも、しっかりお店で作っているパンやさんの物は、ただの食パンでも美味しかったりする。
先日、仕事帰りのオットに、デパ地下や大型スーパーなどに良くある某有名パン屋さんで
「なんでもいいから食パン買ってきて。」と頼んだら、袋入りの10枚切り食パンを買ってきてくれました。
翌日、封を開けようとするとしっかり袋が封印してある。
え?これってお店で焼いたやつじゃないんだ??と原材料の印刷を見てみると・・・
ショートニングやラードが入っていて、乳糖を主要原料とする食品。と曖昧な表示も。
なんだ・・・これって工場生産のパンなんだ・・・とちょっとがっかりしました。
それならば、コンビニでも買えるのに。
食べてみたら、ふわふわだけど味気ないまあ普通の食パン。もちろんまずくはないけれど・・・
さて、その二日後・・・・
『大地を守る会』で注文していたパンが2種届きました。
ル・ウィズの「自家製酵母山型食パン」と
「かぼちゃレーズンブレット」
賞味期限は手元に届いてから3日。短い・・・
食べきれないので、カットして冷凍します。
原材料には、ショートニングはもちろん入っていないようだし油脂も菜種油、酵母はレーズン酵母らしい。
うっかりしていると、すぐにパサついてしまうのはやっぱり添加物が入っていないからかな、と実感はできます。
そして、食パンにも塩味や小麦粉の風味を感じて
重たくてお腹にたまる感じはあるけれど
「味がする」パンです。
私は、シェーグレン症候群が発覚してから、味覚に少々敏感なことがあって
体調によっては、口の中に残る油脂とか、旨味調味料とかに「まずい」と感じることもある。
調子が良い時は気にならないのですけれど・・・・
最近は気軽にこういったこだわりパンが買えるのは嬉しいです。
無添加のパン。どこまでがほんとの「添加物なし。」で「安全」なのかはわからないけれど
美味しい。と思えることはなによりです。

