子供の頃から蚊に刺されやすい。しかもすごく腫れるし、すごく痒くなる。そして翌日もぶり返してか痒くなって・・・・
あれ?でも最近あまり腫れない。すごく直後に痒くなるけれど、翌日のぶり返しもない・・・。
私の場合、膠原病の抗体発覚した頃から
蚊に刺されると、そこだけじゃなく腕なら腕全体が赤くなり、かゆみと赤みが広がってしまうようになった。
それが膠原病の症状とは言えないのかもしれないけれど、膠原病っていちいち反応が激しい気がする。
お薬への反応や、日光過敏や、なにかとアレルギー反応も敏感だし。
そんな訳で、蚊に刺されたくない。
なのに、我が家の近辺は蚊が多い。すごく多い。それも強烈に飢えた蚊がブンブン飛んでいて
丸腰(!?)で外に出ると、一気に数カ所から10箇所以上刺されてしまう。
なので、私はとにかく長袖長ズボン、またはロングスカート。
スカートの下にもしっかりレギンスと靴下を履いていないと、ほんの隙間から足首も刺されるし
首周りもしっかりガードしないと顎周りも狙われる。
なのに・・・・なのに・・・・
なんでランニングと短パンのお隣のおばちゃんは、あの格好で平気なの?
無防備な格好で何時間も草むしりとか・・・・ありえない。
ランニングおばちゃんに呼び止められて、立ち話をしていても、
蚊が周りをブンブン飛び回っているのに、平気でいつまでもおしゃべりしている。そうこうしているうちに、完全防備のはずの私が、服の上から刺されてしまう。
くっそぉ〜〜っと思う。
「若いから血が美味しいのよ。」とか「体温が高いから。」とか言われるけれど
ほんと、近所のおばあちゃんたち、揃いも揃って短パンや半袖姿で平気で蚊の舞う中でいつまでも立ち話をしている。
なんで平気なの?
あのひとたち刺されないの?
ほんとに謎でした。
でも、最近その理由を知って、ものすご〜〜く納得しました。
前置きが長くなりましたが・・・・。
結論を先に言いますと、おばあちゃん達も刺されているらしいのです。
そもそも、蚊に刺されて痒いのは、アレルギー反応なのだそう。
なので生まれてすぐの赤ちゃんは、蚊に刺されても抗体ができていないので痒くないんだそうです(びっくり)
けれど、繰り返し刺されているうちに『遅延反応』という翌日以降に痒くなるアレルギー反応が出てくるようになるらしい。
なので、乳幼児は翌日のぶりかえしのようなかゆみが強いのが一般的なんだそうです。
そしてさらにアレルギー反応が進んだ状態が、刺されてすぐに痒くなる。という反応。
それに加えて、翌日もぶり返しのかゆみが起こる。という二段階の痒み症状。
これが一般的には幼児期から青年期の『即時型プラス遅延型』という症状らしい。
つまり、一般的にはそれが若い時代の反応。ということになる。
そして・・・・さらに歳を重ねて青年期から壮年期になると『即時型』のみで刺されてすぐは痒いけれど、翌日にぶり返すことがなくなる、らしい。
私は、どうやら今この段階に居る。だから最近翌日のぶり返しがなくなったようです。
まあ、年相応。
そして問題はこれから先、老年期になるとかゆみの反応がでない!!ということらしい。
なるほど〜〜〜。と関心しつつ、複雑な心境に・・・。
痒いってことは、まだ壮年期(笑)まだ若いということに・・・。
刺されても、痒くなくなったらそれは『老年期』なのだから。
近所のおばあちゃん達。ランニング短パンおばちゃん。刺されていることに気がついているのだろうか・・・それを知っていてあの格好なのだろうか。
それを知ってからというもの、蚊が舞う中、平気でいるのが羨ましいなんて思わなくなりました(笑)
心の中にはふと、蚊の「おまえはもう、死んでいる。」というセリフが聞こえそう(失礼。)
なので、刺されて痒いのがちょっとうれしかったりして・・・・。複雑。
ある時から刺されても痒くなくなるのだろうか。
ちなみに、これはあくまでも一般的に、ということ。体質によってはいつまでもかゆみが出る人もアレルギー反応が起こる人もいるそうです。

