子役の芦田愛菜ちゃんがとても読書家だということは以前からテレビで知っていましたが
最近有名私立中学に通っているという愛菜ちゃん、小学生の低学年で年間300冊読破したという噂もあります。
年齢も重ねてますます読書家になって、読んでいる本がすっかりオトナと一緒。
今も数時間で一冊読破してしまうそうです。
うらやましい・・・・その集中力と時間と体力。
私は、もう何年も3日で一冊さえ読破できない。
肉体的衰えとの関わりで、集中力の欠如が顕著。
それに家事や犬の世話やなにかと中断してしまうし、家事をしていると「ながら行動〜」がどうしても多くなる。
私も子供の頃は、自室の本棚や親の本棚の前で本を物色し、そのまま読み始めて気がついたら部屋が真っ暗・・・なんてこともあるくらい集中力があったのに。
まだスマホもない時代、通勤している時は三日で一冊を目標にして年間100冊読破したこともある。
あの集中力は若かったんだなぁ、と思う。
最近は、読書をする人が減っているらしいのですが、私の年代の方達はどんな本を読んでいるんだろう?と気になります。
40年来の親友は、ドラマ好きでもありますが、読書好きマンガ好きでもあって・・・・
昔は、赤川次郎にハマり、北斗の拳にハマり、今はミステリー小説にハマり・・・・。彼女の趣味はわかりやすい。
私はと言うと、かつては純文学、小説、オトナになってからはミステリー系、警察モノ。
ノンフィクションや自己啓発本やを読み漁ったことも。
最近は、読みたいと思って購入しても途中放棄の本が増えるばかりで、我ながら情けない。と思う。
本当は読みたいのに。でも、集中力の欠如と寝不足で数ページで眠くなってしまう。
そうしている間に、読み途中の本がどんどん増えます。
私の読み途中がこちら。ちなみにこれは一部です(笑)
それなのに・・・・・また新しい本を購入してしまった。
音楽評論家のスージー鈴木さんの
『サザンオールスターズ 1978〜1985』
こういうタイプの本は・・・・読みやすいので
音楽雑誌をめくるように読んでしまうので、きっと途中放棄にはならないと思いますが・・・。
こんな感じでサザンの年代別、アルバムの全曲批評、桑田さんの作る音楽の変化や時代の解説などがわかりやすく書かれています。
アルバムの全曲批評は星印で評価されていてわかりやすい。
あくまでもこのスージー鈴木さんの評価ですが
素人のただのファンからすると、音楽的な解説で読み解けるのは、これまでの感覚的な思いが言葉になっていてとても気持ちよく読めます。
スージー鈴木さんが一番星マークが多かったのは・・・
1984年の
『人気者で行こう』でした。たしかに・・・・
かなり凝ったアルバムで、当時思春期の私にはまだ理解できない音楽だったかも。
私にとっての星5つは、もっとわかりやすい初期の頃のアルバムはもちろんなのだけれど
最近になってやたら懐かしく、心地よく思う
『NUDE MAN』1982年
このジャケット写真の衝撃さ、忘れられない。
この『NUDE MAN』はスージー鈴木さんに言わせれば
下世話で、ベタ。マスターセールスを意識しすぎた作品。と言うことらしい。
なるほど、だからこそ一般のただのファンの私、まだ子供の私にはわかりやすかったのかも。
・・・・というわけで、途中から
サザンの話しになってしまいましたが
こんな本なら夢中で読めます。
本当は、直木賞本にでもハマってみたいのだけれど
最近興味が薄れている。
とりあえず、読みかけの本をじわじわと読んでいこうと思います。

