フジテレビの深夜の報道番組『ユアタイム』が9月で終了というニュースが・・・・。
すごく残念。
スタート時にショーンKさんの一件で、色々あってのスタートでしたが
桑田さんの市川沙耶さん宛につくったテーマ曲『百万本の赤い薔薇』が好きで、
この曲が流れると今もなんだかワクワクするし、
最後にニュース映像に乗せてこの曲が流れると、色々と心が動かされる。
ただ、確かにスタート時の市川沙耶さんのキャスターぶりと話し方は、観ていてヒヤヒヤするたどたどしさで、なんだかかわいそう・・・とすら思ったほど。
はじめの印象ですっかり色々叩かれてしまうこととなった市川沙耶さん、『アウト×デラックス』に出演した際も、自虐的にユアタイムの話をしていましたが・・・・
けれど、それをガラッと印象を変えたのが、アメリカの大統領選の中継でした。
スタジオではおどおどした印象で、ニュース解説を受ける時の「ウ〜ン、ウン。」という受け答えも、沙耶ちゃんを応援しつつも気になっていたところでした。
ところが、アメリカの街中から中継をし、アメリカ人にインタビューする市川沙耶さんのその姿はまるで違っていて、英語はもちろん上手なのですが、自然体でありながら様になっていたし、
日本のスタジオでの姿とはまるで違って堂々としていて格好良かった。
受け答えの、ウン、ウン。という相槌も、もしかしたら英語圏で育ったからなのか、とも思いました。
ニュースを読まされている時とは違う自分の言葉を使って伝えようとする話ぶりは
柔らかい物腰で、でもはっきりと意見を言う知的な女性として映りました。
この頃から随分と『ユアタイム』の雰囲気が違ってきて、面白くなってきた印象があります。
はじめはちょっと浮いた感じだった解説のモーリーさんも、いろんな角度から、独自のコメントをするので考えさせられることも多く、
そこまで言っていいの?と思うようなことに切り込んできてだんだん面白くなってきたのに・・・・
今のテーブル無しで座る形式になってから、さらに独特の報道番組の雰囲気も作り出されて、この頃は落ち着いて見ることもできたのに。
市川沙耶さんの得意とする、お相撲を解説する姿は、相撲嫌いの私でもちょっと興味が持てたのに・・・・
と、まあ・・・やっと番組の色も出てきたところ、市川さんも安定してきたところ・・・なのに
9月で終了って・・・タイミング悪い、と私は思うのだけれど。
あくまでも個人的な好みの問題ではあるけれど、どうしてもうちょっと番組や人を育てるってことしないんだろう、と思ってしまう。
最近は、他局の同じ時間帯の報道番組の方が面白くない。当たり障りがない台本通りのコメントや、最近特に偏った報道ばかりに見えるニュース番組・・・
その中で『ユアタイム』はこれから個性が強くなって面白くなるところだったんじゃないかな・・・。
その一方。
個人的に嫌で仕方がない昼の番組『バイキング』
これが、視聴率が上がったとか記事が出てくるとなんでかなぁ、と思う。
こちらの方がよほど終わって欲しい。
この番組も紆余曲折を経て、今の形になって、落ち着いてきて視聴率が上がってきたのかもしれないけれど・・・・
でも、だからと言って良い番組になった、面白い番組になった訳じゃないと思う。
とにかく内容がしつこいし、くどい。観ていてなんとも嫌な空気。
『バイキング』からの『グッティ』の流れはもう濃すぎて・・・・・
『グッティ』の安藤優子さんは最近嫌な姑みたいになっちゃったし・・・・
私もこれに関してはかなりしつこく何度も言いますが・・・・
ああいった誰かの揚げ足取り、足の引っ張り合いを助長するような番組は昼間に何時間もするもんじゃない・・・
深夜にしてほしい。
ほんとに・・・なぜ『ユアタイム』が終了で『バイキング』がOKなの?
と、あくまでも超個人的意見です。

