なんでもかんでもめんどくさくなる年頃、更年期。
色んな所がくたびれてくるし、自分のことを優先できる時間が少なかったりすると
自分にかけられる時間は、できれば寝ていたい〜とか、少ない時間を気晴らしになることをやりたい。とそっちを優先してしまいがちで
自分の身体のメンテナンスをおろそかにしがち。
お子さんがいる方は、送り迎えやら学校行事、部活のお手伝いやらで忙しく、
それと並行して正直憂鬱になるのが親の病院付き添いや、生活面の気遣いや援助。
そしてご近所付き合い・・・などなどが加われば、お仕事やパートの時間をメインに過ごしている人には
削れることは自分の事、になる。
私は子供がいないし、今はパートにも行っていない。にもかかわらず・・・・
オットのサポートや、老犬ちゃんのお世話を優先すると寝不足になるし、隙間の時間を見つけては休みたいので外出の時間さえもったいない。
持病のせいもあって、多分健康体の同世代の方よりかなり稼働率は悪いと思うので、
「休む」「寝る」をしないと身体が動かせないのだからどうしても休む事が優先になる。
で・・・・最近ほんとにおろそかにしちゃっているのが「病院通い」です。
結局『膠原病』のお医者にあちこち行っても、『片頭痛』の医者にあちこち行っても「様子を見ましょう」しか言われないし、
子宮筋腫も何十年も「ありますね〜。様子を見ましょう」しか言われなかったし
虫垂炎だった時も「様子を見ましょう」だったし・・・結局最近は
体調を整える為の漢方と、痛みを取ってくれる為のお薬を併用して処方してくれる「元外科医の漢方の先生」に時々頼るだけ。
他には、乳がん検査を半年か年に一度受けるのだけはキープしているのだけれど
年に一度通っていた健康診断も、もう2年行っていない。
そして年に2度通っていた歯のメンテナンスも、気がついたら1年半以上行っていなかった。
そしたら、一昨日の夜、昔詰めた詰め物の横から歯が小さくポロリと欠けたので、慌てて歯医者に・・・。
すると詰め物の中に虫歯が広がっていて、どうやらそのせいで歯茎やその周辺がシクシク痛かったようなのだ。
ところが、私は毎日鎮痛剤を服用する生活をしているので
表面上は虫歯が見えなかったこともあり、虫歯の痛みにも気がつかなかった。
以前、虫垂炎になった時も、膠原病のお医者さんにもらって服用していた強めの鎮痛剤のおかげで、
痛みがゆるくなっていたようで、お医者さんにも私の痛みの度合いが伝わらなかった。
鎮痛剤を飲んでいるというリスクがそこに出る・・・という事をうっかり忘れていました。
ただ、ただ言わせて貰えば・・・・
早めにお医者さんに行ったところで、「様子を見ましょう」って言われたら時間とお金の効率が悪い。と思ってしまう・・・。
でもしつこく、どこか変なんですよねどこか痛いんですよ〜と訴えても「様子を見ましょう」って言われて、神経質な患者。と思われてしまう。
そうすると、訴え続けるのがめんどうになる。
更に最近は総合病院に行こうとしても気安く診てもらえないし、高い初診料をもらって行っても「様子を見ましょう」って言われる事も多々・・・。
先日会った友人も、持病があって地方から都内の病院に通っているのだけれど、他の体調不良を指摘されてもあっちもこっちも行く気にならなくなってきちゃった・・・
と「病院通い疲れ」を口にしていた。
毎年、健康診断でなにかしら引っかかって、再検査をしてもなんでもなかった。を繰り返しているそうで・・・それはそれで良いのだけれど
健康診断、歯医者、婦人科、そして持病の専門医、と年に1、2度とはいえフルタイムで仕事をしながら子供4人に対応し、自分の親、姑のこと、親戚付き合いをやっていたら・・・そりゃ、忙しすぎると思う。
ホームドクターが大事、とはよく聞くけれど最近の医療の細分化は、ホームドクターという存在をさらに希薄にしているし、専門医や総合病院と、個人病院の連携ってうまくいっているとは思えない。
なんだか・・・病気を発見してもらったり、見極めてもらうもの「運」なんじゃないかと思うこの頃。
特に一般人にとって敷居の高い、有名専門医にたどり着くなんで無理。
ホームドクターを言われる町医者が、もっと個人的に実力や「医者の勘」を持ち合わせてくれて
それにちゃんと対応してくれる連携ができていなければ
結局は「様子を見ましょう」で終わってしまう。
そういった事が医者に行くのをめんどくさい。と思わせている要因でもある。
早めに行きましょう。っていくら言われても・・・・早めに行って本当に対応してくれるのかな。
医者に行きたくない理由。がそこ、っていうのも言い訳みたいだけれど・・・。
